新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外駐在員が日本に退避しているかどうかについて、NNAがアジア14カ国・地域の駐在員を対象(回答総数1,401人)に行ったアンケートによると、駐在国における退避状況は以下の通り。
国別にみた「退避しない」「特に考えない」合計
※( )内は回答のうち、「退避しない」の割合
シンガポール 92.9%(51.8%)
台湾 92.8%(61.5%)
韓国 83.4%(54.8%)
タイ 79.9%(45.1%)
香港 77.1%(41.4%)
マレーシア 72.6%(39.1%)
中国 72.4%(48.1%)
ベトナム 71.7%(45.7%)
フィリピン 37.5%(27.5%)
ミヤンマー 26.9%(19.2%)
インドネシア 26.3%(15.9%)
インド 15.8%(12.1%)
出所:NNAがアジア14カ国・地域の駐在員を対象(回答総数1,401人)に行ったアンケート
5%の「退避できない」駐在員たち
また、「退避できない」という駐在員も全体でみると5%程度いるようだ。駐在国・地域の非常時における日本への退避について、69.1%の企業が自社のBCPで「規定していない」と回答し、「規定している」の24.5%を大きく上回っており、今後の対応が望まれる。